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青色の空に神様がきた

Twitterの140字では書ききれないあれこれを。ブログに述べられている考察は、あくまで筆者のブログ執筆当時の考えであり、当然ながら日々勉強したり議論したりする中で考えが変わることもあります。また、このブログはいち大学院生の個人ブログであり、いかなる機関の公的見解を示すものでもありません。

新大学1年生に伝えたいこと

 こんばんは。

 この時期になると、「大学新入生に伝えたいこと」という趣旨のブログ記事が増えますね。別に大学1年生じゃなくても役に立つことが多く、私も興味深く拝見させていただいております。

 一方で、いつも感じることがあります。それは、「これって、結局文系か理系によって違うし、大学の偏差値によっても違うんじゃないの?」ということです。

 例えば、「大学時代はたくさん本を読め」というのは100%正論なのですが、私の知っている理系の人の中には「活字アレルギー」とも呼べるような人たちがいて、彼らに読書することを要求することは難しそうです。あるいは、例えば相手が東京外大の新入生だったら、「たくさん旅行に行ったほうがいいよ」とアドバイスするのですが、これは東京外大だから言えることであって、学費は奨学金を借りて、定期代や教科書代は自分のバイト代で払って…みたいな学生が大多数の大学で「旅行に行くこと」を推奨しても、彼らにはそんな資金力はありません(親の経済所得と子どもの学歴に相関関係があることは、多くの教育社会学者の先生方が指摘されている通りです)。

 というわけで、私が「大学新入生に伝えたいこと」というテーマでブログを書くなら、「人文社会科学系」の「国立大生」に伝えたいこと、みたいなタイトルで書くことになるのかな、とも思ったのですが、もうひとつ別の挑戦をしたい気持ちもありました。それは、「大学新入生にとって大切なことは、文系か理系かによっても違うし、大学の偏差値によっても違う」ことを承知した上で、「それらの枠を超えて、すべての大学生に対して普遍的に言えるアドバイス」を考えてみよう!ということです。

 

 以前からブログを見ていただいてる方にはくどい話ですが、いちおう私の自己紹介を、履歴書形式で。

2010年 6月 Harrow International School Beijing(高校/中国北京)卒業

2011年 4月 東京理科大学 物理学科 入学

2013年 3月 〃 中退

2013年 4月 カリタス女子短期大学 入学

2015年 3月 〃 卒業

2015年 4月 東京外国語大学 国際社会学部 中国語専攻 3年次編入

2017年 3月 〃 卒業見込

 海外の高校を卒業して現役で理系で大学に進み、2年で中退して1年生から文系大学生をやり直している、と理解していただければ大丈夫です。春から大学4年生になりました。

 理系単科大学、文系最底辺、文系トップ校の3つを渡り歩いた私が、これら3つの場所で共通して新入生に言えることがあるとしたら何だろうか、と考えて以下書き進めて行きたいと思います。

 

 私が大学生に、大学生の内にやっておくべきことをアドバイスするとしたら、以下の3点を挙げると思います。

 

⑴「貯金するという感覚」を身につけておくこと

 みなさんの多くは、これからアルバイトをすることになると思います。私の友人の中にはアルバイトをがんばっている人が多くいて、学校と両立しながら月に10万円くらい稼いでいる人も少なくありません。

 私は学年が2年ダブっているので、同級生の中にはもう就職して社会人になっている人もいます。その中で気づいたことは、「貯金というのは練習しないとできるようにならない」ということです。大学時代に一生懸命バイトして毎月10万円以上稼いで、ブランド物の鞄を買ったり毎月ディズニーに行ったり、学生の内はそれでもいいのかもしれませんが、学生時代に毎月のバイト代をすべて使い切ってしまう習慣のある子は、社会人になって給料が増えても同じことをする傾向があります。給与が増えたからといってお金が貯まるわけではありません。「貯金するという感覚」を身につけておかなければならないのです。

 極端な話、卒業旅行とかで社会人になる前に一回使い切ってしまってもかまわないから、少ないバイト代でも、「貯金するという感覚」をみなさんには大学生の内に身につけてほしいと思います。

 

⑵「人生のメンター」を見つける

 これは私が言い始めたことではなくて、『20代 今あなたがやるべきこと』という本から着想を得たことです。

www.amazon.co.jp

 この本の中に、20代の内にやっておくべきことのひとつとして、「人生のメンターを見つけること」というのがあるのですが、最近「人生のメンターだと思えるような人」の存在の大切さをひしひしと感じているので、みなさんにお伝えしたいと思います。

「メンター」という言葉を辞書で引くと、以下のように出てきます。

 

メンター(mentor)

 優れた指導者。助言者。恩師。顧問。信頼のおける相談相手。ギリシャ神話で、オデュッセウストロイア戦争に出陣するとき、自分の子どもテレマコスを託したすぐれた指導者の名前メントール(mentor)から。

小学館デジタル大辞泉』より

 

 辞書に書いてある通りで、「自分の人生の顧問」あるいは「どんなときでもこの人の言うことなら信じられると思えるような相談相手」をメンターの定義としたいと思います。

 メンターのいる人間というのは強いです。形式にこだわる必要はありませんが、自分が「この人は私の人生のメンターだ」と思えるような、(できれば年上の)相談相手を大学時代の内に見つけられると、その後の人生の大きな助けとなると思います。

 私は幸いにして、自分の人生のメンターを見つけることができました ;)

 

⑶「どんな場所でも自分次第で有意義な場所にできる」と心得ておく

 みなさんの中には、第一志望の大学に合格して喜びに満ちあふれている人もいるかもしれませんが、実は多くの方はそうではなくて、第二志望、第三志望、あるいはすべり止めにしか受からなかった、という人もいるのではないでしょうか。そういった人の中には「自分は第一志望に受からなかったから、大学でしたい勉強ができないのだ」と言ってやる気を失くしてしまう人も多くいます。

 私自身がFランク大学に通った経験から100%断言できるのですが、どんな場所でも自分次第で有意義な場所にできます。私もカリタス短大の1年生の頃は、何度「こんな大学辞めてやる!」と思ったかわかりません。でも卒業する頃には、「カリタス短大の2年間は私の人生にとってなくてはならない2年間だった」と心の底から思うことができました。

 

 社会人にもなって学歴マウンティング合戦をしている大人たちは、高校3年生のときに第一志望に受からなかった自分を、4年間の大学生活を終えたあとでもまだゆるせていないのではないか、と感じます。4年間(短大はたったの2年間ですよ!)を実のあるものにして、第一志望の大学でないなりに何かを得たなら、「第一志望の大学には行けなかったけど、今はこの道で良かったと思ってる」と必ず言えるはずです。そして、自分の置かれた環境で得られる限りのものを得るのも、4年間をドブに捨てて学歴マウンティングをする醜い大人になるのも、すべては自分次第です。それだけしっかり心に刻んでください。

 

 最後に、私が読んだ大学新入生向けの記事の中で、いちばん役に立ったと思う記事を載せておきます。

d.hatena.ne.jp

 

 みなさんの学生生活に幸運がありますように!

 グッドラック!!